Vintage & Funny Tackle...

Blog

2024/01/23 23:42


Heddon #8500 Basser


weight 17g
length 11.5cm
date 1922-1956

1920年代初頭に登場した
Heddonを代表するダータープラグ。

Basserの歴史で一番にあがる話題が、
Head on Basserの存在。


1922-23年の初期モデルにのみ
下アゴにつけられたチンガードへ
Head on Basserと刻印されている。

また初期モデルの中でも最初の頃は、
ボディシェイプが細身でボディ後方にかけて
尖るようなフォルムをしていることも
特徴になる。




そして発売当初の1920年代は、
年代的にもLリグが採用されているが、
ごく初期になるとカップリグ仕様の
希少なBasserがあるらしい。


1930年に近づくと今度は
Lリグのカップ径が大きくなり
より強度を求められる釣りの
ニーズに適合していくようになる。





1930年代に入るとBasserにも
派生ラインナップが登場していき、
より大型魚をターゲットにした
ニーズに応えている。
King Basser / DX Basserなど。


その後1940-50年代にかけ、
特徴的なグラスアイはペイントアイに
以降され、チンガードの刻印も
なくなる。


この頃にはヘドンのラインナップも
かなり拡大し需要が被ることから
生産は1956年で終了する。


販売終了後もBasserの人気は高く、
1960-70年代の復刻モデルにはじまり
近年では日本国内でスプーク版の
限定販売もされた。

現在第二弾の販売がされている
ところだと思います。


スタンダードモデルではないが、
息ながく愛されている
オールドヘドン代表と言えるプラグだ。