Vintage & Funny Tackle...

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2024/01/20 23:00


Heddon #9020 Midgit Digit

weight 9g
length 4cm
date 1948-1976


1948年にプラスチックモデルとして
再登場したヘドンのミニマムプラグ。

1940年代初めに数年だけ
ウッドモデルの「Midgit Digit」が
登場したがわずか数年で姿を消した。


それを引き継ぐように
このスプークモデルが発売された。

※スプークとは、プラスチック製の
ヘドンルアーのことを指す。


spook の意味は「お化け(幽霊)」。
幽霊はアメリカでも透けているという
イメージのようだ。

そこからつけた
ネーミングセンスが100点だ!!

流石に日本語ではサマにならない、、笑



サマにならないといえば、
「Midgit」のスペル。

googleで「Midgit」と調べても
「Midget」と間違いではないか?
うまく検索もできない・・・


「Midget」は、とても小さいモノ(人)
という意味で使われる単語のようです。
あまりいい表現ではないとか、、
(容姿軽蔑的な意味が含まれている)



不思議なことに
1948年から1976年の販売期間の中で
Midgit / Midgetそれぞれでカタログ
に表記されているらしい。

1969年時点ではMidgit 

1970年になるとMidget

ルアーのステンシルは、
最後まで
「Midgit Digit」となっている。


当時のカタログまでは
確認できていないため、
確かなことは言えないです。

このmidgitのスペルを使用した
真意まではわからないが、
オールドタックルに限らず、
ビンテージやアンティークの
ストーリーで、どこか引っ掛かりの
あることも楽しみのひとつと
考えると更に深みが増して見えて
きますね。




いつもと少し趣向の違うblogに
してみました。