Vintage & Funny Tackle...

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2023/02/11 22:45

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オールドタックルブログ vol.157
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入荷があると
ブログ更新も割とスムーズでして笑
また月末あたりにネタ切れしそうな
ペースでいろいろを紹介しております。

ウッド派のワタシは、
ウッドの質感もそうなのですが、
ペイントのエイジクラックに
たまらなく魅力を感じてしまいます🤤
フェチというやつです笑

車の塗装荒れは受け付けないのに
ギターやルアーとなると
急にアリアリになってしまうんですね。

そんなクラックだけを切り抜いた
なんともハズレなブログです。

それではいろいろなクラックを
紹介します👍

クラックが起きる要因としては
気温や湿度の変化による、木部と塗料の
収縮具合の差になります。
塗膜が薄いラッカー塗装のルアーなどで
発生します。ウレタンでコートされている
ような塗膜の厚いルアーではあまり
発生しないかなと思います。
この辺は専門家ではないので、あやふや。

約100年前のこのクラック。

全体に細かくビッチリと入ったクラックが
とてつもなくカッコイイ!!
少し剥がれた部分から覗く、下地から
わかるように表面のクリア層が
パキパキにクラックしています。

こちらも約100年近く経過したルアー。

ぐるっとボディを一周するように
クラックが入っています。
こちらはペイント自体が割れて
ウッド部分とペイント部分が分離しています。

つづいて約80年ほど経過したルアー。

フックサークルなどから使用頻度が
高く、使用に伴うペイント剥がれと
全体に広がるエイジクラックが
見事に相まっています!!
薄くクリアコートされているので、
これ以上はクラックが進行することは
なさそうですね。

最後はヘドンウッド末期の
1940-50年ごろのクラックです。

初期とはクラックの入り方が違います。
これは個体差か環境によるものかは
わかりませんが、初期ヘドンのような
クラックが入るのはあまり見ないです。
幅広に筋が入るようなクラックです。

番外でプラスチックの場合は、
ビス穴付近にクモの巣状の
細かいペイントクラックが
発生していることがあります。

マニアックというか、
あまり興味ないかもしれない
内容でした笑
皆様のルアーもボックスの中で
今もゆっくりとクラックは進行しているかも👀
@tackleshop_GTA