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2022/09/20 23:05
こんにちは タックルショップGTAでございます。
巨大台風も日本列島を抜け、なんとか一難去ったようです。
九州地方などでは、たくさんの被害も出てしまい、
各地の被害に遭われた方のお見舞いを申し上げます。
それでは、今日もオールドタックルの話題です。
オールドプラスチックへドン(スプーク)を
語る上でボディ割れとペイントアイに関しては、
切ってもきれないオハナシになります。
今日は、プラスチック製のオールドへドンの
アイ(眼)についてです👀
厳密に19〇〇年から変更と言うわけではないのですが、
大体〇〇年代は吹き目、書き目
なんてことをわかって頂けたらと思います。
早速、ざっくりいきます。
1960年代ごろまでは書き目
1970年代ごろから吹き目
以上!こんな感じです、、
昔から仕事が雑だと怒られるのは慣れてますが、
もう少し細かく見ていきましょう💧
その前に出てくるワードを整理しておきます。
・プレスアイ・・・アイ部分がクレーターのように凹んでいる
・金目・・・アイの白目部分がゴールド
・黄目・・・アイの白目部分が黄色
・書き目・・・描き目・ペイントアイとも呼ばれる
・吹き目・・・スプレーアイとも呼ばれる
・的目・・・三重アイとも呼ばれる(クレイジークローラーのみ)
1930-40年代の頃はプレスアイに金目です。
リバーラントでは、流通量が多いので、すぐ見つかります。
ウンデッドスプークのプレスアイとなると◯万円コースですね😅
ザラスプークもあるのかな?見たことないけど。
当時のカタログのイラストだとプレスっぽいのがありますね
1940-50年代は、書き目/金目です。
この辺りはよく出てきますね。
チャガーや1stザラなどでは「初期モデル」なんて書かれることも多いです。
プラスチック初期では、定番の特徴です!!
この間に書き目/黄目があります。
ラッキー13、ダイイングフラッターなど一部ルアーにしか使用されていなかったようです。
詳しい事実関係は、またわかったらお知らせしますね。
1960-70年代初頭は、書き目です。
チャガー、ラッキー13、1stザラ後期などたくさん見れます。
現行プラドコ書き目と間違えてはダメですよ、、
魂が入ってるかがポイントです。比べればわかります。
1970-80年代は、吹き目です。
ここはみんな大好き、吹き目ゾーンです!!
プラ製へドンの全盛期です。ほぼ全てのルアーたちが集結している年代です。
当時のペイント職人が狙っていたのかは知りませんが、
吹き目の黒目がズレて塗装されることで、表情豊かなルアーがたくさんあります🙄
ここから先は、エビスコ製・プラドコ製がありまして、
吹き目も書き目も雰囲気のない感じです。
言葉にできませんが、表情のないルアーになってしまいました。
番外でクレイジークローラーやヘッドプラグなど
プラグ固有の特徴のあるアイもあるので、写真載せておきます。
ざっとこんな感じです。間違ってたらごめんなさい💧
1939年に1stザラスプークが発売されてから約80年が経ちました。
まだまだ衰えないオールドヘドン、オールドタックルの世界。
昔から釣りは世界中でいろいろな人たちが楽しんできました。
どの世代でもこだわりの道具で魚を釣り上げて自慢する!!
わたしもそんな歴史の詰まった釣り道具を取り扱えることに感謝しつつ
次の世代にもひとつでも多く継承できたら良いですね!!
皆様も、もしかしたら倉庫におじいちゃんの残した貴重な釣具がっ!なんて
このサイトにいる方でしたら、そんなお宝があればすでに発掘済みですね 笑
それでは、よい1日をお過ごしください。
@tackleshop_GTA